④「都市システム計画コース」の13名

コース代表教員からのメッセージ

桑原雅夫教授都市システム計画コース 桑原雅夫教授(空間計画科学研究室)
(静岡県立静岡高等学校卒業)

都市は、どのように成り立っているのか、どのようにマネジメントしていくべきか。それらを解き明かすには、工学分野だけでなく、地理学、経済学、社会学、心理学、法学、歴史学等、あらゆる分野から切り込んでいく必要があります。都市システム計画コースでは、都市の盛衰パターンの理論的解明(抽象的研究)から、地域経済データを用いた空間経済の実態把握(実証的研究)、更に、公共交通システムの計画、交通渋滞の制御、都市施設計画の経済評価、都市/地域計画の計画制度、空間情報の分析技術、被災地支援の仕組みづくり、都市景観のデザイン、といった個別研究(実践的研究)まで、非常に幅広く取り組んでいます。複数の教員が時には研究室を横断して連携することで丁寧な学生指導を徹底しています。

研究室紹介

空間計画科学研究室 桑原研 研究室HP 井上研 研究室HP

桑原雅夫教授、井上亮准教授
空間計画科学研究室
空間計画科学研究室交通工学および地理情報科学に関する研究と教育を行っています。交通に関しては、渋滞解析、環境評価、安全対策などに取り組んでいます。近年は、多様な交通関連データを融合した解析を通して、平常時のモビリティ向上や災害時の減災に貢献しています。地理情報に関しては、詳細な位置情報を利用した地域分析手法の開発などに取り組んでいます。


社会システム計画学研究室 河野研 研究室HP 福本研 研究室HP

河野達仁教授、福本潤也准教授
社会システム計画学研究室
社会システム計画学研究室社会資本整備の計画・評価手法の開発や、国土・地域政策の計画制度に関する研究に取り組んでいます。研究のアプローチは多様です。経済学の理論を用いて、紙と鉛筆を頼りに新しい評価手法の開発に取り組む場合もあれば、人間の行動や地域の経済活動に関するデータを収集・分析して、実態に即した計画制度の提案につなげる場合もあります。


交通制御学研究室 赤松研 研究室HP 林研 研究室HP

赤松隆教授、林俊介准教授
交通制御学研究室
交通制御学研究室交通・都市システムの計画・運営に関する方法論を、先端的なゲーム理論や計算機科学を活用しつつ、研究しています。
(1)交通科学&交通計画:渋滞のない快適な交通システムの実現を目指し、動的な交通ネットワーク流の予測モデルや未来型の交通需要管理法を開発しています。
(2)都市科学&空間経済学:都市・地域システムでは、企業や人口の空間的な集積パターンが自己組織的に形成されます。その経済メカニズムを説明しうる数理モデルを開発しています。


地域計画学・被災地支援研究室 研究室HP

奥村誠教授
地域計画学・被災地支援学研究室
地域計画学・被災地支援研究室巨大な自然災害によってインフラや情報通信手段が麻痺した被災地を、迅速かつ効果的に支援するための研究をしています。現在は、最適化計算、ゲーム理論を駆使し、被災地における真のニーズの把握や復興計画に関する研究を進めています。また、統計学・経済学・地理学を基礎に、自然環境と調和する都市を作るための社会資本整備や経済的誘導制度などの施策の提案と評価方法の開発をしています。


災害復興実践学研究室 研究室HP

平野勝也准教授
災害復興実践学研究室
災害復興実践学研究室災害に強い持続可能で、美しく快適な地域社会づくりを目指し、地域に根差した減災・防災まちづくりの研究とその実践を行っています。具体的なテーマは、景観まちづくりのための分析方法論、実際の復興まちづくりのデザインなどと多岐にわたります。特に、住みよい街や質の高い公共デザインを作るために、街路や地域のイメージ形成の探求、人の記憶からみた都市のイメージ形成のメカニズムに関する研究に取り組んでいます。


都市社会経済システム分析研究室 (大学院のみ) 研究室HP

曽道智教授、伊藤亮准教授、張陽助教
都市社会経済システム分析研究室
都市社会経済システム分析研究室都市、地域、国際経済を対象とした空間経済の構造とそのダイナミックな変遷過程を解明し、都市・地域政策や貿易政策の提案および分析を行っており、都市・地域経済学、国際経済学、ゲーム理論、OR、社会システム工学、土木計画学などの関連学問を複合的に動員した「地域科学」と呼ばれる学際的アプローチをとっています。このアプローチを用いて、都市における人々の相互作用や人・財・サービス・知識の地域間・国際間の移動や集積形成を捉えて、分析を行っています。


地域計量システム分析研究室 (大学院のみ) 研究室HP

安藤朝夫教授、横井渉央助教
地域計量システム分析研究室
地域計量システム分析研究室伝統的経済学は1点経済のような均質経済を想定しますが、現実の経済では空間的異質性を無視できません。また近年のグローバル化の結果、複数国を同時に考慮する枠組みが必要になります。少子高齢化、過密・過疎等の問題にも空間的不均質性の視点が必要です。本研究室では理論・実証の両面から次のようにアプローチしています。
1) 施設統廃合とサービス水準
2) 空間的人口構成の長期分析
3) 空間応用一般均衡モデル
4) 空間データの計量経済学的研究