①2年次には5つのコースへ、4年次には研究室へ

1年次には工学部の全学科共通の工学に関する基本知識や方法を修得します。2年次から学科別に分かれて専門を学び始め、2年次後期にはコースに分かれて本格的に専門科目を学びます。4年次には研究室に分かれて卒業研究に取り組みます。
建築・社会環境工学科は、以下に示す5つのコースと48の研究室で構成されます。

コース名 対象領域・教育目標 研究室
社会基盤デザイン 社会基盤施設のデザインや施工を担う高度な技術者の育成を目指します。
  • 数理システム設計学
  • 材料力学
  • 建設材料学
  • 地盤工学
  • 構造強度学
  • 構造設計学
  • 地域安全工学
水環境デザイン 命の源である水を確保するための技術開発や、洪水や津波から命や財産を守るための防災・減災の取り組みに貢献できる人材の育成を目指します。
  • 水環境システム学
  • 環境水理学
  • 環境保全工学
  • 環境水質工学
  • 環境生態工学
  • 災害ポテンシャル
  • 津波工学
  • 広域被害把握
都市システム計画 都市をシステムとして捉え、機能性・安全性・芸術性のバランスのとれた都市を構想し、実現に向けたマネジメントに貢献できる人材の育成を目指します。
  • 地域計画学・被災地支援
  • 空間計画学
  • 社会システム計画学
  • 交通制御学
  • 災害復興実践学
都市・建築デザイン 空間に対する多様な要求を満足しつつ、安全性・快適性・社会性・芸術性を兼ね備えた空間をデザインしていく能力を養成することを目標としており、将来建築物の設計に関わる人材の育成を目指しています。
  • 都市デザイン学
  • 建築デザイン学
  • 都市・建築理論
  • ITコミュニケーションデザイン学
  • プロジェクトデザイン学
  • 空間文化史学
  • 建築世界遺産学
  • 都市マネジメント学
  • 計画制度学
  • 福祉建築学
  • 建築空間学
  • 都市再生計画技術分野
  • 国際防災戦略研究分野
  • サステナブル環境構成学
  • 地域環境計画学
  • ライフサイクル工学
  • リハビリテーション工学
  • 居住環境設計学
  • 性能制御システム学
  • 適応設計工学
  • 構造安全システム学
  • 材料・構法創生学
  • インセンティブ防災学
  • リアルタイム防災学
  • 防災性能評価学
  • 最適減災技術研究所
都市・建築学 デザインはもとより構造から環境、計画までの幅広い分野をカバーし、建築に関わる高度な専門家となる人材の育成を目指しています。

5つのコースから大学院へ、就職へ

4年間の学習を終えた、建築・社会環境工学科の学生の進路は、各コースとも70~80%が大学院への進学、20~30%が就職となります。
就職では土木建設業や国土交通省・都道府県等の公務員が主要な業種となっています。(主な就職先については次ページをご覧ください)

コース別の主な進路

社会環境工学系 3コース(社会基盤デザイン、水環境デザイン、都市システム計画)

社会環境系 学部卒業時社会環境系 大学院修了時

建築系 2コース(都市・建築デザイン、都市・建築学)

建築系 学部卒業時建築 大学修了時