2016年9月13日に,桑原教授が秋田県立横手高等学校を訪問し,1・2年生を対象として午前と午後の二回「交通渋滞の科学」というテーマで講義を行いました。講義では、交通の流れの基本的性質、渋滞のメカニズムと対策の基礎を紹介するとともに、災害時の交通マネジメントについて東日本大震災や熊本地震を題材にして解説しました。今回の模擬講義では、東北大学や岩手大学などから10名以上の講師が一同に集められ、生徒が興味のある講義に参加するといった形式で行われました。私の講義には、午前と午後それぞれ16-17名程度の生徒が参加しましたが、たいへん興味深く聴講し、私からの質問にも本学学部生以上に積極的に答えてくれたことが印象的でした。