山形県立鶴岡南高等学校で模擬講義を行いました

  • 2016年10月12日
  • FLASH NEWS

2016年10月5日に山形県立鶴岡南高等学校で開催された「鶴翔アカデメイア(大学講義体験)」にて,林准教授が1・2年生を対象として午前と午後の二回,「最適化問題~現実社会への応用と解き方~」というテーマで講義を行いました.最適化のベースとなっているのは「数学」ですが,この講義では,カーナビゲーションシステムにおける最短路探索問題などを具体例として挙げ,数学が我々の日常生活にどのように関わっているかを紹介しました.また,組み合わせ爆発の事例を挙げ,計算機で問題を解くために効率的なアルゴリズムを構築することがいかに大事であるかを示しました.多くの高校生にとって数学は世の中の役に立ちそうのない学問という印象をお持ちかもしれませんが,土木・建築を含む理工系全般にとって数学がいかに重要か,本講義で少し感じ取っていただけたのではないかと思います.

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